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<覚せい剤密売>イラン人逮捕 東京の住宅街で主婦相手に [ 05月22日 02時30分 ] 東京都杉並区の住宅街で主婦らに密売する目的で覚せい剤や大麻を所持していたとして、関東信越厚生局麻薬取締部が4月、イラン国籍の杉並区阿佐谷北4、無職、ファリド・ヤズダニ容疑者(38)を覚せい剤取締法違反(営利目的所持)などの疑いで現行犯逮捕していたことが分かった。都内では1月にも世田谷区で主婦らに密売していたイラン人が逮捕されており、捜査当局の監視の目の緩い住宅地で薬物汚染が広がっている実態が改めて浮かんだ。 東京地検は既に、同法違反と大麻取締法違反(同)でヤズダニ容疑者を起訴している。麻薬取締部の調べでは、ヤズダニ被告は4月7日、自宅マンションの居間や寝室に覚せい剤約18グラムや大麻約11グラムなど3種類の違法薬物(末端価格約120万円)を販売目的で隠し持っていた疑い。注射器42本と売上金の一部とみられる現金約30万円も押収された。 ヤズダニ被告は国内の密売組織のボスから指示され、自宅近くの住宅街の人目に付きにくい路地で待ち合わせ、薬物を販売していたとみられる。押収したメモによると、顧客の大半は主婦と会社員で、1日平均20人に販売、3月下旬からの約2週間で計約420万円を売り上げていた。麻薬取締部は、監視の厳しい繁華街を避け、住宅街を選んだ可能性が高いとみている。 ヤズダニ被告はイランの大学を卒業後、インドに留学し医師免許を取得。05年11月に短期滞在ビザで入国し、06年5月ごろから薬物の密売を始めたとみられる。ヤズダニ被告には薬物の使用歴はなく、医師免許を持っており、薬物の危険性を知っていたため使用しなかったとみられる。 ヤズダニ被告が密売していた住宅街は、JR阿佐ケ谷駅近くの幼稚園や小学校が建ち並ぶ一角で、児童らの通学路になっている。【武内亮】 毎日新聞より 「空白の記憶」に書いたイラン人による薬物事犯が、今も続いていると言うのだ。上野公園や上野駅周辺に居たイラン人たちは、その後、渋谷や六本木などに移動したが、取締りの強化によって、繁華街には居られなくなり、住宅街へと移動して行ったというのは聞いていた。 薬物を売りつける相手も、どこにでも居そうな一般人になってきているというのも、当時からその傾向にあったから、驚くことでもないが、主婦やサラリーマンが、住宅街の片隅で、外国人から「覚せい剤」や「合成麻薬」を簡単に手に入れることができる現代(いま)というのは、危機的状況であるのに違いない。 捕まったイラン人は「短期滞在」で入国してから、三年くらいが経っているようだが、今の在留資格は何なのだろう。 もしかすると、不法残留後に日本人の女性と結婚したことを理由に、入管に出頭して「在留特別許可」を得て在留しているんじゃないだろうな。 今回の逮捕によって、ヤズダニというイラン人は実刑判決を受けるだろうが、刑期を終えて入管に引き渡されて、「日本人配偶者」の資格を得ていたとしたなら、そのとき、入管はどうするだろう。 「日本人配偶者」として在留していた者の退去強制手続きについて、日本人妻と外国人の夫の二人で、薬物を販売目的で所持していた案件で、執行猶予付きの判決を受けた外国人の夫が、在留を特別に許可されたケースがある一方で、先に書いた「永住者」として在留していた外国人妻が、売春事犯に関わったとして、執行猶予付きの判決を受けて、退去強制令書を発付されたケースを考えてみると。 やはり同じ犯罪者と言えども、その犯した罪の重さには、違いがあってしかるべきだと思うのだ。(それは俺が関わっている事案だから言うのではない) 特に薬物に侵されて人を殺傷する事件が起こっている現状を慮るに、薬物事犯(特に販売を目的としている)に対する姿勢はもっと厳しくなければならないと考えるのは、俺だけだろうか。 もう十年前になるが、薬物事犯対策会議に出席したときの、ある役所の職員の一言が、未だに忘れられない。 「もしかすると、薬物は隣に住む奥さんにも行き渡っているかもしれない。いやそれどころか、自分の妻も持っているかもしれない」 |
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