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退去強制制度と死刑制度(2)
 刑法上の刑罰である禁固刑や懲役刑、そして死刑に対して、入管法上の刑罰とも言える退去強制制度に、出国勧奨、出国勧告、出国命令、強制送還と4種類あるが、これらは全てある年月が来れば再来日する可能性があり、言わば有期刑に当たるものであると考えられる。  問題は、一部の長期拒否者(いわゆる永久拒否者)をどう扱うかと言うことだ。  薬物違反者や売春関係に従事していた者など、入管法第五条に列記される期限の無い上陸拒否者だ。  外国人であるから、もう二度と日本の地は踏まないという者にとっては、強制送還... ...続きを見る

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2008/07/09 14:13
退去強制制度と死刑制度(1)
 過日、法務大臣の執行命令に基づいて、死刑が執行されたが、若干の違和感を覚えたのは、俺だけだろうか。俺は、現行法で定まっている限りは、死刑の執行について、異議を申し出る者ではない。  それどころか逆に、無期懲役とされながら、15年もしたら出所してきたり、有期刑の刑期の半分ほどで仮釈放されたりすることの方に、釈然としないものを感じており、無期ではなく終身刑とすることや、有期刑でも、懲役120年とかの、犯した罪に合わせて、累積して行く方が良いと考える者だ。  死刑というのは、社会を構成している人... ...続きを見る

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2008/07/01 09:22
キレると切れるの違いは大きい
 「あいつは切れる男だ」  そう言われて悪い気がする者はいないに違いない。  だが、「あいつはすぐキレる男だ」  そう言われたら、話は別になる。     ある統括が、部下から「こんな仕事はやっていられない。このまま続けさせるのなら、辞めます」と言われた。  辞めるという者をどうすることも出来ないと考えた統括は、部下がやっていた仕事をどうするか、それを考えなくてはならなくなった。    切れる男であれば、数多いる部下の特性を踏まえて、「この仕事をやってもらえないか。数こそ多くは無い... ...続きを見る

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2008/06/11 14:22
国籍法第3条について考える
フィリピン人母の婚外子10人に日本国籍 最高裁判決2008年06月04日15時13分(朝日新聞) ...続きを見る

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2008/06/06 15:39
桜の散る頃までには、何らかの
結論や結果が出るのではないかという予想は、悉く裏切られた。  桜はすっかり散り落ちてしまった。そんな今日だ。もう少しかかるんじゃないかと思っていた資格変更申請の通知葉書きが来た。  内容を確認してみたが、予定していたとおりの許可内容だと思われる。いや、予定していた以上の結果ともいえるかもしれない。  三月末の申請だったから、四月も半ばまで過ぎないと駄目かなと思っていた。いや、けっこうやるもんですな。  この調子で、結論・結果を待っている案件が、思い通りの結末を持って、次々と解決して行くと... ...続きを見る

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2008/04/11 13:15
恭賀新年
 もともと年賀状を出さなかった俺だが、今年はついに一枚も用意しなかった。 ...続きを見る

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2008/01/01 09:26
謎が解けました!!
 アマゾンから12月12日発売予定とのメールが来ましたが、今日、出版社から届いた宣伝用のチラシによると、書店での予約注文の受付が12月20日から、アマゾン等のオンライン書店の受付は1月初旬からということでした。 ...続きを見る

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2007/12/12 11:21
聞いてないよ、12月12日発売だなんて!
 アマゾンからメールが来た。「空白の記憶」が12月12日に発売されるから、予約するなら今だって。  出版社からそんなこと聞いてないよ、どうなってるの。早速問い合わせをしてみないと。  でも、アマゾンで予約注文ができるそうですから、取り敢えずブログに載せておきました。  右下の「空白の記憶」をクリックしてもらえれば、予約購入ができます。  では、よろしくお願いします。   ...続きを見る

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2007/12/10 16:44
お待たせしました。「空白の記憶」が出来上がりました。
 これが新年早々に発売予定の『空白の記憶』です。奥付きには1月15日発行となっていますので、店頭に並ぶのはその前後かと思います。  販売価格は1,700円(税別)。書店でお求めになれますし、以前お知らせした浦和駅西口を県庁方面に向かった右手にある(自民党埼玉県連の向かい)喫茶店「サントス」にも置かせてもらうことになりそうです。  発売と同時に売り切れになって、すぐさま増刷になることを夢見ています。(笑)  では、『空白の記憶』をよろしくお願いします。 ...続きを見る

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2007/12/03 13:43
セミナーに講師として行ってきます
 今日、午後6時半から、埼玉会館で埼玉行政書士会浦和支部のセミナーが開催されます。  新体制になってからの最初のセミナーで、俺が講師を務めることになりました。  演題は「出入国管理及び難民認定法第50条に規定される在留特別許可の態様とその傾向(在留特別許可を分析する)」として、三時間ほどお話させていただくことになっている。  以前のセミナーには、知り合いの方々に連絡して、参加して貰ったりしていたのだが、今回は浦和支部会員だけということだったので、連絡は控えていました。  俺としては、同じ... ...続きを見る

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2007/07/26 08:32
緊急報告 「空白の記憶」の連載中止のお知らせ
 これまで半年近くに亘って、連載してまいりました「空白の記憶」の連載を中止しました。  楽しみに読んで頂いていた方々には、大変申し訳ないのですが、急遽、出版社から申し入れがありまして、中止することにしました。  近日中に他の物を連載開始するつもりでおりますが、まだ三分の一程度の仕上がりですので、書き下ろしとなることから、これまでのように毎日というのは難しいかもしれません。  「空白の記憶」については、新春の発売を楽しみに待って頂き、是非、ご購入ください。  よろしくお願いします。   ... ...続きを見る

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2007/07/18 07:21
コーヒーブレイクのついでに
 前にお話した、木曜日の昼の楽しみであるコーヒーの旨い店「サントス」(048−825−7705)に、今日から「入国警備官物語」を、置かせてもらっている。もしもお近くにお立ち寄りの節は、旨いコーヒーと面白い本をお楽しみください。  本は販売しておりますし、時間が合えば、署名もしますので、お会いできればうれしいですね。 ...続きを見る

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2007/07/11 10:40
「空白の記憶」の出版が決定しました。
 一冊目が出てから、三年の月日が流れてしまいましたが、やっと二作目の出版が決定しました。  出版されるのは、今、ブログに連載している「空白の記憶」だ。  一週間後に編集者が決まり、校正などの作業に入る。  本のデザインや印刷準備などを経て、来年の一月に発行されることとなった。うれしいね。 ...続きを見る

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2007/07/05 08:05
愛猫(コジロー)帰る
 俺の愛猫であるコジロー(9歳)、実は先週の月曜日に失踪した。2,3日帰ってこないことはあったので、最初はそれほど心配していなかったのだが、さすがに4日目、近藤事務所に行く日には、もうあきらめなければならないかと考えていた。  警察や動物保護センターなど、思いつくところは全てに連絡し、手配しておいた。妻は、諦めて、鎮魂の譜を書き上げた。  娘は、一週間、泣き明かしていた。受験生だというのに。  その愛猫が、今日、俺が庭先でタバコを燻らしていると、どこからともなく微かに聞こえてくる「ちりん、... ...続きを見る

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2007/02/26 15:12
どこかが狂っているぞ、行政書士会
 行政書士登録がこんなにも時間がかかるとは思っても見なかった。いまさっきのことだ。さいたま会の事務局から、「高校の卒業証明書を送ってくれと、本会から連絡がありました」と言ってきた。あきれるような書士会の対応に、俺は本当に力が抜けそうになった。申請から五ヶ月が経って、何度も追加の書類を出させた挙句に、高校の卒業証明書の提出を求めてきたのだから。  ここに至るまでの行政書士会の対応は、如何なものか。  昨年の五月下旬の登録申請も、俺が真っ正直に書いた内容が、何方かの癇に障ったらしく、結局のところ... ...続きを見る

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2007/02/06 17:48
明けましておめでとうございます
 「空白の記憶」は未だ三分の一を越えたばかりのところです。これからますます興味深く、面白くなってゆきますので、ご期待ください。  昨年は、自分が本当にやりたいことが、未だ定まらずといった状態だったのか、どっちつかずのふらふらとした生活を送ってしまいました。(不惑はとうに過ぎているのですが・・・・・)  環境が変わって五年が過ぎた今年こそは、よりアグレッシブに、多方面にわたって活動の幅を広げて行きたいと思っています。  執筆活動も、入管関係業務も、セミナー等の講演活動も、そして審判としての活... ...続きを見る

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2007/01/01 02:01
ちょっとブレイク、木曜日の楽しみ
 コーヒーはお好きですか?俺は中毒と言っていいくらいに好きだ。  最近こそインスタントコーヒーが主になっているが、以前は自分でコーヒーを淹れていたこともある。  学生のとき、喫茶店でウェイターのアルバイトをしていたが、しょっちゅうホールから離れて店の二階にある焙煎工場に入り浸っていた。  バイトそっちのけでガスバーナーで熱せられる焙煎機の回る様をじっと見ていたのだ。  その道40年という、焙煎一筋に生きてきた爺さんが、そんな俺の姿を見て、コーヒー豆が熱せられて色が変わる瞬間、その日の湿度... ...続きを見る

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2006/10/18 09:34
ストライクとボール(判断基準について考える)
 土曜日、日曜日の二日間、グランドに出た。計三試合。すべて球審をやった。  その中で、ある審判から注意というか、助言を受けた。 「ボールをストライクとするのは許せても、ストライクをボールとするのは審判として許されるものではない」 「同じようなところに来ていて、ボールであったり、ストライクであったり、ばらついていてはいけない」  要はその日の俺の投球判定に、ばらつきがあるというのだ。仰るとおり、その日の俺には少しの逡巡があった。それが投球判定のばらつきとなったのかもしれない。  だが何度... ...続きを見る

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2006/10/03 16:09
マニュアルの功罪(どこもかしこもマニュアルだらけについて考える)
 在留特別許可を求めて出頭するときに、入管の窓口では申告書(陳述書)という書類を用意している。  もともと出頭申告した者から、事情聴取して、申告録取書を入国警備官が録っていたものを、前もって出頭者に書かせておくようにしたものだ。  見てみると、丸で囲めば良いようになっていたり、括弧内に文字を埋めれば良いようになっていたりして、よくできている。  ただ、肝心の一番聞きたい事柄については、詳しく書くようにとの記載がなされているだけで、どのように書けば良いのかの例示はない。  ここが本当は一番... ...続きを見る

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2006/09/20 16:22
久しぶりの更新になります
 パソコンの調子が悪くて、ずっと更新できないでいました。パソコンも新しくしましたし、これからは大丈夫。  こうして執筆活動を休止している中で、懐かしい人たちに次々に会うことができました。俺が現役で摘発していた当時、親しくさせていただいていた人たちです。中にはずっと俺と会いたくて探していたと仰ってくださる方もいて、感激です。  コンサルタントとしての仕事も増えていますので、時間を有効に使わないといけませんね。  それに登録も今度は文句を言わせないようにしないと。どうも俺の攻撃的な姿勢が一... ...続きを見る

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2006/09/11 09:21
銃器社会の到来が云われて久しいが、いまだにこんな状況だとは驚いたものだ
「発砲拳銃に殺傷能力 静岡の強盗でも使用 女子大生誘拐」  東京都渋谷区の女子大生誘拐事件で、監禁の疑いで逮捕された伊藤金男容疑者(49)が捜査員に発砲しけがを負わせた銃器は、殺傷能力のある改造拳銃とみられることがわかった。警視庁は、銃の入手経路について調べるとともに、捜査員に対する殺人未遂の疑いや銃刀法違反容疑でも立件する方針。伊藤容疑者らが関与したとされる静岡県の強盗事件でも拳銃が使われていた。  調べでは、警視庁の捜査員が果菜子さん救出のため、川崎市中原区のマンションの部屋に突入した... ...続きを見る

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2006/06/29 10:11
何処かで聞いた台詞
 先日、行政書士登録をすることになり、申請書を持って行政書士会に行った。一緒に行ってくれた行政書士の先生は、会の重鎮でもあり、事務局の職員を採用した人だったので、その対応の丁寧なことは、本当にこれ以上はないといった趣だった。  通常であれば五週間くらいで、登録がなされるのだろうと言っていたのだが、後で一人で申請書類を提出した俺に対して、先ほどまでの丁寧さをかなぐり捨てた事務局職員は、登録までどのくらいかかりますかと聞く俺に対して、「二・三ヶ月かかります」とつっけんどんな返事。  何だか聞いて... ...続きを見る

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2006/05/30 13:23
千葉のフィリピン人女性の生命保険金請求訴訟に寄せて(この人の在留資格は何?)
2006年05月18日03時01分(朝日新聞朝刊)  千葉県で、98年に急死した建材会社員男性(当時34)の生命保険金の支払いをめぐり、受取人のフィリピン人女性(38)が保険会社を相手取って保険金4500万円の支払いを求めた訴訟の判決が17日、千葉地裁佐倉支部であった。竹内純一裁判官は「(女性側が男性に)保険契約を働きかけ、急性サリチル酸中毒に罹患(りかん)させて死亡させたと推認できる」と認定、女性の請求を棄却した。刑事立件されていない事態を、受取人の女性側が「死亡させた」と認定する異例の展開... ...続きを見る

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2006/05/24 15:42
契約(約束)を守ることの大切さ
 このところ週末に限らず、野球の審判を頼まれるようになった。年間100試合以上の審判をやることが目標の俺には、願ったり叶ったりの状態なのだが、時に困ったことも起きてしまう。  一週間前には試合の予定が通知されてきて、その時に行けるかどうか確認したうえで約束するのだが、その一方で予定外の相談申し込みがあったりするのだ。  そんなときは相談申し込みの時間をずらしてもらったりして、何とかこなしているのだが、時には野球の審判(交通費などは貰っても、基本的にこれはボランティア)等より、こちらの相談の方... ...続きを見る

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2006/04/06 09:58
資格外活動(不法就労者)容疑者の摘発
 この時期になると思い出すことがある。三月と言えば、人事異動も決まり、押しなべてやる気のない役所となるのだが、あの頃の俺たちは違っていた。もう八年にもなるのか。  三月の第一週のことだ。新宿歌舞伎町の韓国クラブに立ち入った。二十人近い韓国人ホステスを連れて役所に着いたのは、午後十時頃だったか。  違反調査に入る前に、選別の作業をしなければならない。不法残留者、不法入国者、不法上陸者そして資格外活動容疑者に、選別するのだ。  それぞれ違反調査するのに、用紙や録取内容などが違っているから、選別... ...続きを見る

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2006/03/22 18:30
「日本人配偶者」の在留資格認定申請に質問書は不可欠?
 在留資格認定申請書を提出しようとして、その人は入管の窓口で、「これには質問書が付いていませんね、こちらを書いて持ってきてください」と言われた。  その人は申請取次ぎ行政書士だ。その行政書士はむっとして、「理由書も付いていますし、これでは駄目なのですか」と何とか踏みとどまった。  窓口の入国審査官は、提出された書類の中に「理由書」を見つけて、その内容をしばらく見ていたが、「今回はこれでいいですが、次からは質問書を付けてくださいね」と言って、申請を受理するのだった。  取り敢えず申請が受理さ... ...続きを見る

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2006/03/10 17:09
愛人に生ませた子供を、日本人にしたいからと言って
 愛人に生ませた子供を日本人にしようと、裁判を起こしているケースに、高裁の判断が下った。上告すると言っているが、最高裁でも認められることは無いだろうと思う。新聞によると 『内縁関係にあるフィリピン人女性と日本人男性との間に生まれ、「両親が法律上結婚していない」との理由で国籍取得を法務局に拒まれた男児(8)が、日本国籍の確認を求めた訴訟の控訴審判決が28日、東京高裁であった。浜野惺(しずか)裁判長は国籍を認めた一審・東京地裁判決を覆し、請求を棄却する男児側逆転敗訴の判決を言い渡した。男児側は上告... ...続きを見る

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2006/03/01 17:06
落ち込んだ行政書士の話
 電話をしてみた。連日のように電話して来ていた行政書士が、しばらく連絡を寄こさなくなったからだ。  仕事はたくさん入ってくるらしく、それが連日のように電話をしてきた理由だ。電話が来ているときは、多少煩かったのだが、それが突然来なくなると妙に気になるのは、俺のお節介なところかもしれない。  電話に出たその先生は、掛かってくる相談の電話に、殆んど出ることも無く、出ても直ぐに切ってしまうようになっていた。やる気もあり、その能力も十分に兼ね備えていた男だった。その男をこうまで変えてしまったのは、ある... ...続きを見る

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2006/02/24 16:33
偽造旅券の話4 口頭審理状況その2
 口頭審理時において、上陸を許可するに足らない理由が、その所持する旅券が偽造乃至は変造の疑いがあるとき、口頭審理の結果によっては、退去命令ではなく、退去強制を受けることがあり得るのだ。  いまは新東京国際空港、中部国際空港、関西国際空港の三箇所に、偽変造文書鑑識センターが設置され、入国してくる外国人の所持する旅券等の文書の真贋を、短時間で判定することができる。  だが、いまから二十年も前の成田空港では、怪しい旅券であっても、余程の決め手がなければ、偽造であると断定はできなかった。  余程の... ...続きを見る

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2006/02/15 15:28
偽造旅券の話3 上陸審査における口頭審理
 上陸審査ブースで旅券を提示して、査証に合わせた上陸許可証印を受けられなかった外国人は、ブースの入国審査官の呼び出しブザーでやってくる特別審理官に引き渡される。  上陸が許可されなかった理由が、入管法第五条(上陸拒否事由)に該当する者であった場合や特別な手配や、要注意国の者であった場合などは、口頭審理に回された時には、殆んどアウトだといえる。  口頭審理は事務机を挟んで、申請者と特別審理官の二人が密室に置いて、対峙することで始まる。  その段階では殆んどの申請者が、上陸を許可されず口頭審理... ...続きを見る

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2006/02/08 15:33
偽造旅券の話 2 上陸審査状況 
 入国審査官は限られた時間の中で、その旅券が真正なもので、写真もその指し出した当人と同一であることを確認し、ブラックリストにも登載されていないことも確認する。  入国審査ブースに配置された入国審査官ができるのは、上陸を許可するか、ブースに設置された呼び出しブザーで、特別審理官と呼ばれる上位の入国審査官を呼ぶこと、このどちらかしかできない。  ********  垣田審査官は、入国警備官から転官して4年になる。入国警備官の仕事は好きだったが、田中は増え続ける不法残留者を摘発するだけでは、減少... ...続きを見る

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2006/02/03 15:20
偽造旅券の話
 人がその所属する国から他の国へ旅行するとき、その人の国籍、氏名、年令等の身分事項を証明するとともに、その人が安全に旅行できるように要請する文書が記載されているのが、いわゆる旅券である。  旅券を入手できなかったり、旅券申請それ自体を知らず、渡航手続き一切をブローカー頼みにした時に、多くは偽変造の旅券が利用されることになる。  旅券の偽造と言っても、冊子を丸ごと偽造するものもあれば、中のページを差し替えたり、写真を貼り替えたりするなど、その仕様は多岐にわたっている。  二十年前に流行ってい... ...続きを見る

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2006/02/01 11:29
入国警備官とフィリピン女性の恋愛はありうるのか
ロザリオの雫  『仮面ライダー555』の泉政行主演、小沼雄一監督がすれ違いによって悲しい結末を招く男女の恋を綴ったオリジナルドラマ。違法滞在で逮捕された国籍不明の女・アンナと、彼女が失くしたロザリオを探す護送員・義人は互いに惹かれ合うが…。  私がアドバイザーとして参加しています。声の出演もしていますので、是非御覧下さい。細部にわたって現実に即した造りになっています。警備官と入管法に違反した外国人女性の恋愛は、ありそうで、それでいて非現実的だと言われそうですが、実際に入管の現場でも、似た話が... ...続きを見る

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2006/01/30 14:39
入国警備官はどのようなことをしているのか
 一枚の偽造旅券コピーが事件の始まりだった。  背後にブローカーの存在が。  入国警備官の追跡は、ブローカーへと迫るが・・・・ 入国警備官物語―偽造旅券の謎 ...続きを見る

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2006/01/30 14:28

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