未だにある入管職員の偏見と差別意識(2)

 特別永住者の中には、特権意識が強く、ちょっとした言葉使いに、過敏に反応して怒り出す者もいたが、彼は温厚な人物で、特別永住者であることに意識を強くしている訳でもなく、韓国人であることに誇りを持って生きてきているから、多くを語ることはないが、これまでも偏見や差別の中で生きてきたものだから、多少の言葉使いに敏感に反応する人物ではない。
 日本名も持っているのだが、出頭申告に関する問い合わせ等をする時には、本名を名乗らなければ答えてもくれないから、韓国名を名乗って電話したところ、感じの良い応答が、急にぞんざいな口調に変わったというのだった。
 温厚な彼は、そのような応対になっても、至極低姿勢でやり取りしたというのだが、出頭申告の結果が不許可となった時に、やはり入管は日本人と何ら変わらぬ者であっても、一度、外国人とわかると対応が違うものかと感じたそうだ。
 直接、その場にいて聞いていた訳ではないので、一方的に彼の受けた感触を信じることもできないのかも知れないが、二年近く付き合ってきて知った彼の性格から言って、職員の中には未だに外国人、特にアジア系の外国人を低く見る者がいるように思えてならない。
 嘗て聞いたことがある「外国人は煮て食おうと焼いて食おうと、どちらでも構わない存在なのだ」言い放った者の後継者達が存在しているのかも知れない。

 続く

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