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小説家久保一郎の独り言
ブログ紹介
 初めまして小説家の久保一郎です。
 現代人文社から「入国警備官物語(偽造旅券の謎)」を、文芸社から「空白の記憶」を、それぞれ出版しています。
 そうです、法務省入国管理局の職員、外国人法違反者の取り締まりをする入管Gメンの話です。ミステリータッチで入管のことに興味がある人も、ない人も、ともに面白く読んでいただけると思っています。是非読んでください。巻末に写真も入れておきましたので、御覧になってください。
 

 また「敢えて火中の」と題する主人公の最後の事件の話を書き上げており、既にこのブログに掲載しています。是非とも御一読くださいますよう、お願いします。 

 今は中国人の偽装結婚や犯罪の話を、毎日少しずつですが、日中に書き進めるとともに、日本人男性とフィリピン人女性の悲恋にまつわる悲劇について、重国籍を持つことになった日本人の男が、ある大きな事故の謎を解明するために奔走すると言った内容の構想などを練り上げています。

 昨年12月初めにご案内していました、空白の記憶の直接販売の受付を開始いたします。
 「空白の記憶」は現在、既に市場に配布されているもの以外は、手に入れることが出来なくなりました。
 そこで私の手元にあるものを販売したいと思います。販売価格は本体の1、700円(税抜き)に送付する際に使用するエクスパック代金の500円を加えた2,200円を2,000円で販売します。
 署名入りで発送いたしますので、ご理解ください。
 十冊以上まとめてのご購入については、本体価格のみで販売、発送いたします。
 私の署名は表扉に署名と日時を入れることにしています。
 ご注文は、私のEメールアドレス
   ichiro-oni.3794@jcom.home.ne.jp
に ご住所、お名前、電話番号、空白の記憶希望とお書きの上、メールにてお申し込みください。
 折り返し、代金、私の住所、振込み口座をお知らせしますので、代金を現金で送付していただくか、口座へ振り込んで頂きましたら、一両日中には発送いたします。
 本日より申し込みの受付を開始いたしますので、よろしくお願いいたします。
 では、購入申し込みお待ちしています。


  また、入管手続に関するコンサルタントや申請取次ぎもしていますので、外国人の渉外手続や、入管手続にお困りの方、それに関係する法律家の方のご相談もお受けしています。 
 入管法関係の講演なども随時お引き受けいたしておりますので、どうぞお声を掛けてください。こんな内容の話を聞きたいという具体的なご依頼でも結構ですし、対象となる方の様子をお知らせくだされば、こちらで案を作ってお話ししたいと思います。 

  行政書士登録しましたので、これからはより積極的に渉外法務関係の手続きのお手伝いができると思います。
 最初のご相談には無料でお答えするようにしていますので、どうぞお気軽に新しくなった次のホームページからメールや電話でご質問、ご相談、講演のご依頼をお寄せください。
http://members3.jcom.home.ne.jp/3222683101/:83:7a:81:5b:83:80:83:79:81:5b:83:57:95:5c:8e:86.html ここをクリック

 申請手続きや指導、講演会をお引き受けした場合の料金や報酬については、事前に、詳細にお知らせしていますので、ご安心を。
 拙著をご購入くださった方は、その旨お知らせくだされば、ご優待いたします。

 では、よろしく

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タイトル 日 時
摘発のすすめ 関係機関や関係者との付き合い方(13)
 当時、俺には摘発した会社や店舗、工場等の関係者から、内偵調査時に協力してくれた不動産屋や飲食店舗等の近隣の人々などから、事件処理後にも連絡が入ることがあった。  それらの人たちから提供される情報や近隣の内偵調査を実施する時や摘発時における協力などはとても有効なものだった。  千葉市での摘発で、摘発した容疑者が飼っていた犬の処分に困っていたところ、近所に以前担当した関係者がいたことを思い出し、駄目もとで犬を引き取って貰えないかと打診したところ、快く引き受けてくれたことにより、任意同行を渋る容... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2012/01/31 10:32
八 繋がりだす真相(2)
 荒川の河川敷で男性の死体が多数発見されたという記事だった。  発見された死体は当初二体だけだったが、遺体の掘り起こしと収容過程において、その下にも死体がある可能性があり、状況から考えて集団殺人事件に発展する可能性があると報じていた。  大渕の注意を惹いたのは、最初の発見者がその傍で少年野球をやっているチーム関係者で、その中の児童が遺体のひとつに見覚えがあると言っているという追加記事だった。  児童が自宅近くにあるアパートで見かけた男性の身体特徴に、その遺体が酷似しているというのだ。  ... ...続きを見る

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2012/01/30 11:20
摘発のすすめ 関係機関や関係者との付き合い方(12)
 そうした内偵調査をする者がいるかと思うと、自前の内偵調査費を用意して実施する者もいた。  内偵調査は複数の警備官で行うのが通例で、飲食店舗等の入店内偵調査には二人でというのが常識化していた。  そんな内偵調査に同行したいからと言って、飲食費は自腹で参加するという者がいた。 内偵調査に実際にかかった費用以上の金額を公金から得ようとする者とは対極をなす者だった。  三人での入店内偵調査がどのようなものだったか、俺はその現場にいなかったので分からないが、結果的に調査であることが露見した様子も... ...続きを見る

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2012/01/27 10:04
摘発のすすめ 関係機関や関係者との付き合い方(11)
 事後調査したところ、二人は当該店舗に内偵調査に入る前に、居酒屋で景気づけの一杯に及んでいたらしく、それらの費用も内偵調査に必要だと理屈を付けて、内偵調査に入った店のママに嵩上げした領収書を要求するに至ったということだ。  国相手の詐欺行為のようなものだと思うが、二人は処分されたものの、それは軽い処分で済まされている。  もっと重い処分をと入管を外から見るものであれば言うのかも知れないが、内部での扱いはこんなものだ。  ただ、入管法違反を摘発する者が、その手段において不正を働いていたという... ...続きを見る

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2012/01/26 10:27
八 繋がりだす真相(1)
 多数の死体が発見されたような大きな事件であっても、必ずしも全国紙に報道される訳ではない。特に風水害の発生により、至るところで死傷者が出たときなどは尚更だ。 さいたまリトルのグランド傍の荒川河岸で発見された身元不明死体の記事も、地方紙には大きく報道されていたが、全国紙には社会面の片隅に捨て記事のように、ほんの少し書かれているだけだった。 出張所に勤務することになった大渕は、九鬼から地方勤務をするときには全国紙だけではなくその地方で販売されている地方紙を購読することを薦められた。 地方紙には... ...続きを見る

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2012/01/25 16:12
摘発のすすめ 関係機関や関係者との付き合い方(10)
 取調官から証人の話す内容を聞いた首席入国警備官の表情も厳しくなっていった。  指差された入国警備官は、このときの一斉取締りの為に、証人の店舗の入店内偵調査を行っていた。  通常、入店内偵調査は一人ではなく二人のバディを組んで行われるが、このときは班長である警備士と統括入国警備官である警備士長の二人が組んでいた。  警備士の方は俺の同期生で、少し軽いところもあるが、真面目な入国警備官だ。一緒に組んだ警備士長の方が曲者だったと言える。  証人の話では、二人は飲んで食って楽しんだ後に、領収書... ...続きを見る

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2012/01/24 02:49
摘発のすすめ 関係機関や関係者との付き合い方(9)
 飲食店の内偵調査での話。  何だ、内偵調査の話は既に聞いているという声が聞こえそうだが、内偵調査に付随して、そこで知り合った関係者との付き合い方についての話になる。  何だか如何わしい話になりそうだなと、期待している向きには残念な話になるかも知れないが、まあ、聞いていただきたい。  良い報せは早く、悪い報せはそれよりも早くというので、最初に悪いケースからお話しよう。  新宿の飲食店の合同一斉摘発時のことだ。講堂に集められたホステスたちとは一線を画して、隅の方で経営者の取調べを行っていた... ...続きを見る

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2012/01/23 08:22
七 嵐の残したもの(12)
「人間じゃないの」 「マネキン人形よ」 「何だってこんなところにマネキンが流れ着くのよ」  彼女たちが指差す先には、妙な形に捻られた両腕を空に向かって突き出した人形のようなものがあった。  上半身が裸のそれは見方によってはマネキンに見えなくもなかったが、そう言っている本人は人形であるとは思ってはいなかった。  そこにいた誰一人としてそれが人形ではなく人間の死体ではないかと思っているのは、人形であるという母親の言葉が震えていることでも、それを打ち消そうとしたり、追随しようとしたりする母親... ...続きを見る

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2012/01/20 08:30
摘発のすすめ 関係機関や関係者との付き合い方(8)
 俺は取り調べの対象者に対し、その者が何らかの理由によって救いようがあれば格別、そうではなく強制送還の道しかない者については、その者が例え真実を話さなくても、極力過酷な追及や乱暴な取調べにはならないように気を付けた。  それまでの供述や集まった証拠によって、退去強制から逃れられないものであれば、それ以上の追及は必要ないと考えたからだ。  そこには関連容疑者に関する情報であることもあったが、仲間を売ることができない、ブローカーについて話すと本国の家族に危害が及ぶといったことが考えられる場合は、... ...続きを見る

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2012/01/19 08:46
摘発のすすめ 関係機関や関係者との付き合い方(7)
 摘発した外国人やそれに関係した外国人、日本人などと摘発・収容した後に、また接触するようなことがある。  それは強制送還後に再び来日したことによる場合もあるし、退去強制手続に乗っていても、在留特別許可によって再び在留が認められた場合などで、お礼参りではないが、挨拶に来る律義な者もいるからだ。  また、強制送還された、在留特別許可された外国人の職場での関係者、住居地近辺の関係者、身辺整理時に交渉した不動産会社の関係者等の者には、再び全く関係のない別の事件で出会うこともある。  そういった者た... ...続きを見る

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2012/01/18 10:02
七 嵐の残したもの(11)
 荒れ果てたグランドを見渡しながら、さいたまリトルリーグの関係者は大きな溜め息をついた。  バックストップは流れてきた流木でずたずたになっており、内野グランドは汚泥に覆われていた。  試合のときに両軍の監督、コーチ、選手たちが座るベンチもあちらこちらに流されていて、跡形も無くなっていた。  台風はそこにあるべきものを全て流し捨てるか、そこに何もなかったかのように覆い隠していた。  建築関係の仕事をしている親が先陣を切って、集まった親たちとともにグランドに散乱している流木やごみを一箇所に集... ...続きを見る

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2012/01/17 12:40
摘発のすすめ 関係機関や関係者との付き合い方(6)
 拙いと言えば、拙いことかもしれないが、その先にあるものが私的な利益を求めるものではなくて、治安の維持、入管法の適正な適用、刑法違反者の的確な取り締まり等々に繋げるためのものだという思いがあった。  そこには一定の決して踏み越えないルールというものも存在していた。そのひとつが知り得た情報によって、身柄を確保し、検察官に引き渡して、起訴するという段階までには、正式に照会文書を発して証拠化するというものであり、公務中で止むに止まれぬ状況下での違反であり、事故を引き起こしてはいない、他の者に対して迷... ...続きを見る

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2012/01/16 07:48
摘発のすすめ 関係機関や関係者との付き合い方(5)
 俺の場合は、県警単位での交流の他に、所轄署で知り合った警察官や紹介の紹介と言って訪ねてきた警察官など、色々な過程で知り合った警察官と公私共に親しく、緊密でいて秩序を保った付き合いができていたと思っている。  彼らに特徴的なのは、親しくなるに連れて呼び名が変化してくることだった。  階級や役職名をつけて呼んでいるうちはお互いにかなり距離を置いて探り合っている状態で、何度か一緒に作業をするうちに、一緒に飯を食ったり、打ち上げの懇親会をやったりすると、ちゃん付けで呼び合うようにもなる。  いま... ...続きを見る

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2012/01/13 12:01
七 嵐の残したもの(10)
 何しろ固定電話にしろ、携帯電話にしろ、協力するつもりの無い者は電話に出ることが無かったからだ。  そう言った意味では、リトルリーグの連絡網の方が確実なのかも知れない。  仕事ではないし、義務でもないのだが、グランドが使えないということは自分の子供が練習や試合ができなくなるのだから、普段から共通の目的意識を持った集団においては、連絡網は有効に機能するのだった。  仲間や集団で何かをしようとするなら、そこには必ず連絡網というようなものが存在する。 「連絡網か・・・。奴らにもそれがあるんだろ... ...続きを見る

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2012/01/12 08:59
摘発のすすめ 関係機関や関係者との付き合い方(4)
 それに引き換え失敗した経験は、何処に問題があったかを追究し易く、結果、次の摘発等の参考になる事柄が多く含まれているものだ。  時には失敗の責任の擦り合いに終始するようなことがあるかもしれないが、それによって得られるものは何一つ無いから、そこは大人になって反省会をすることだ。  成功した摘発の打ち上げをやるのも良いが、失敗した摘発の反省会はより有益であるから、是非とも行って貰いたい。  そういった場合に、先方が顎足つきでやろうということがあるかも知れないが、基本的には割り勘で、会費制でやる... ...続きを見る

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2012/01/11 07:36
摘発のすすめ 関係機関や関係者との付き合い方(3)
 我々は入管法に違反した外国人の強制退去を目的とし、関係機関は当該の外国人が犯した犯罪を処罰することを目的としているが、身柄の確保及び証拠の収集、取調べを共有することで相互の目的が充足されるというその一点で共同作業ができるのである。  こと外国人に関する情報量は確実に入管側に多いのだから、それを可能な限り合同で作業する相手に提供することが、結果的に摘発の成功に結びつくのである。  そうして関係機関にある情報の提供を受けることが、より入管側の内偵調査を迅速かつ正確に行うことができるようになるし... ...続きを見る

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2012/01/10 10:49
七 嵐の残したもの(9)
「分かりました。連絡網のとおりに繫いで行きます。私ですか、土曜日は多分大丈夫です。早くグランドを復旧させないと、大会に間に合いませんからね、できるだけ多くの人に集って貰いましょう」  九鬼はリーグの連絡名簿を手にすると、次の関係者の電話番号を押し始めた。  入国管理局でも同じような電話連絡網がある。週末や祝日など役所が閉まっている時に、収容場内で事故が起きたりしたときの緊急時に人員を集める為に用意されている。  連絡網は一次召集、二次召集、三次召集と近隣に住んでいるものから順... ...続きを見る

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2012/01/06 13:01
摘発のすすめ 関係機関や関係者との付き合い方(2)
それぞれ違う組織に属しているのだから、近付いて来る目的、手段、親密度なども様々だが、相手がどのような思惑であろうとも、どのような手段であろうとも、積極的あるいは消極的な付き合いであろうとも、どのような形であろうとも、相手に何かを課す訳には行かないから、そこはセルフコントロールできる自分にルールを設けるしかない。 これは私生活における人付き合いと何ら変わりはない筈なのだが、そこに仕事が絡んでいると思うと、余計な気を使ったり、変に気を回したりして、常にはない行動を起こしたり、逆にやっても良いことを... ...続きを見る

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2012/01/05 07:33
摘発のすすめ 関係機関や関係者との付き合い方(1)
 俺は普段から関係機関の人たちとの交流を深めることに心を砕いた。それはひとつに入管独自でやることに限界があることを承知していたし、入管法違反者を退去強制すればそれで一件落着とはならないことがあるのを認識していたからだ。  今でこそ、不法就労者を雇用していた永住者や日本人の配偶者を退去強制手続に乗せることができるようになったが、以前はそれも適わず、不法就労者から搾取する者がのうのうと存在することができた。  それらの者に適正な処分を与えるには、司法機関を巻き込まなければならなかった。  現在... ...続きを見る

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2012/01/04 08:27
明けましておめでとうございます
昨年暮れにお話したとおり、年賀状は一枚も用意していないので、ブログで新年のご挨拶をさせて下さい。 昨年は身辺の変化が著しく、良いこともありましたが、どちらかと言えば悪いことの方が多かった一年でした。 今年は、昨年の暮れに、喪失感を伴う悲しいことがあった後に、うれしい出会いが訪れましたので、きっと今年の飛躍に繋がるだろうと思っています。 思い返せば、昨年は日本にとっても、未曾有の災害に見舞われ、そこから混沌とした時期を長く過ごしてきました。もうそこに立ち止まることはしない。立ち上がって、全て... ...続きを見る

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2012/01/01 00:23

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