警備処遇中の事故について考える(6)

 説諭、被収容者が規則を守らなかったり、指示に従わず抵抗したり、収容場内の秩序維持のために、別室などで説諭することがある。
 そうした中で不幸にも死亡した事故が発生している。そうした事故に俺は直面したことはないが、一度、俺が係長として勤務していた時のことについて話をしよう。
 その当時、収容場内はある国の収容者が多く、同国人が纏まることのないように分収しようにも、できない状況であった。そうした状況では、収容されている者同士の小競り合いや纏まったことによる騒擾状態が起こりやすくなり、収容場内は雑然としかも騒々しくなり、説諭を実行しなければならない事態もしばしば起こる。
 その時も説諭のためだろう、ボックス勤務員から説諭のため一名連れ出すという連絡があった。監視カメラを見ていた俺の視線の先に、室内から両脇を抱えられて連れ出される様子が見えていた。
 連行された者が説諭のために、別室に連れて行かれ室内に入った時のことだ。
それまで連行される様子を順次見ていた俺の視線の先の監視カメラのモニターが真っ暗になって暗転したのだった。
 
 続く

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック