テーマ:評論

未だにある入管職員の偏見と差別意識(2)

 特別永住者の中には、特権意識が強く、ちょっとした言葉使いに、過敏に反応して怒り出す者もいたが、彼は温厚な人物で、特別永住者であることに意識を強くしている訳でもなく、韓国人であることに誇りを持って生きてきているから、多くを語ることはないが、これまでも偏見や差別の中で生きてきたものだから、多少の言葉使いに敏感に反応する人物ではない。  …
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未だにある入管職員の偏見と差別意識(1)

 外国人、それもアジア系の外国人に対する差別意識、それが一般の日本人だけではなく、外国人の入国在留管理を行う権限を持つ入国管理局の職員の中に存在するとしたなら、それは思想信条の自由などという問題ではなく、外国人を相手にする入管職員としては不適格と思うし、即刻辞職すべきであると考えるものだ。  そのような職員がいるということを、最近、続…
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みなし再入国許可の罠(2)

 それが身分や活動内容に変更がないケースであれば、面倒ではあっても最初からの手続を始めて認定申請すればよいのだが、資格取得した当時とは違う状態にある場合は、認めてもらうのに難渋乃至は諦めて、他の在留資格を選択しなければならなくなる。  何れにしてもそれまで長期に渡り在留していた訳だから、何れかの在留資格を取得し在留することは可能なのだ…
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みなし再入国許可の罠(1)

 出国時に持っていた在留資格をそのまま維持して、再び日本に入国するには、以前は再入国許可を取ってから出国していたのだが、外国人登録制度から在留カード制度に変更されてからは、在留カードを持っている者は再入国許可を取得しないまま出国しても、出国時に持っていた在留資格及び在留期限をそのまま引き継いで再度、入国できるようになった。  一見便利…
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俺の経歴

名 前: 久保一郎 性 別: 男 誕生日: 2月20日 午前6時10分 血液型: O 型 rh(+) 星 座: うお座 職 業: 小説家 国際法務コンサルタント  行政書士(申請取次行政書士) メールアドレス:ichiro-oni.3794@jcom.home.ne.jp 経 歴: 昭和53年 4月 横浜入国者収…
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入国管理局に関する申請手続きの取次ぎ申請・文書の代理作成・相談料・知的指導料一覧表

1 在留資格取得申請手続き (1) 出生による在留資格の取得申請      五万円~ (2) 身分の変化による在留資格取得申請      十五万円~ 2 在留資格認定証明書交付申請手続き (1) 「人文知識・国際業務」「投資経営」「技術」「技能」「興行」「特定活動」等の活動にかかる在留資格で就労が認…
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偽装結婚について考える(15)

 結婚を偽装したことを認めたものの、退去強制に当たっては、容疑は不法残留容疑でしかない。  告発も考えたが、警察は立件することに難色を示したので、強制送還することだけで事件は終結した。  事件化されにくいというのは、偽装結婚を事件化する場合、結婚した当事者とともに、偽装結婚を斡旋したブローカーを押さえることが必要だからだ。  今回…
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偽装結婚について考える(14)

 男は直ぐに状況を理解したようだった。二人の男を従えて、俺の方に向かってくる。  緊張の一瞬かと思ったが、意外に俺は落ち着いていた。この男が部屋にいなくて良かった。そんなことを考えていたのだから、室内で揉めるようなことだけは避けたかったからだ。  何しろ打ち込みの時は、あのように言って準備のできていない被摘発者を言いくるめたが、感心…
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偽装結婚について考える(13)

 奥の部屋から、寝起きの女が目を瞬かせて出てきた。俺達の姿を見て、一瞬にして目を覚ましたかのように、口をぽかんと開けると、声も出ないような様子だった。  俺はその好機を逃すことなく畳み掛ける。 「本当に住んでいたのは、ここだったんだね。***さん。でも、戸締まりはしっかりとしないといけないね。今日から入管に泊まって貰うよ。持って行く…
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偽装結婚について考える(12)

 エレベーターを降りた俺達は、部屋の前で配置に着いた。配置と言っても閉鎖された空間への打ち込みだから、裏口を抑える必要もなく玄関先に散開しただけだったが、それでも確認しなければならないことも多々ある。  不在ではしょうがないので、最初に在宅しているのを確認しなければならない。  在宅しているのを確認するには、電話等で在宅しているよう…
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偽装結婚について考える(11)

 女性の入国警備官を含めて、総勢五人の態勢で池尻大橋の居宅に踏み込むことにした。  オートロックのそのマンションは申告してきた居住地とは別格の様相を呈していた。直接、訪問する訳にも行かないので、どうしたものかと思案していたところ、外出しようと出てきた住人が玄関を開けたときに中に入り、聞き込みをしてみることにした。  親切な住民で、そ…
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偽装結婚について考える(10)

 女はそこに住んでいないということになると、固定電話が置かれている所が違うのではないかと考えた。  電話会社に申告してきた居住地の固定電話の設置場所を紹介してみると、当該の電話番号は申告してきた住所になっていた。  それでは電話に応答した後、すぐに外出し、戻ってきたということか?  そう思いを巡らせ始めた時、電話会社のオペレーター…
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偽装結婚について考える(9)

 俺はもしかすると申告したときの住所地にいないのではないかと考え、「今日は家にずっといますか?」と尋ねると、「はい、用もないので家にいますよ」と答えが返ってきた。 「そうですか、では、もう一度訪ねてみますので、室内を見せて下さい。よろしく」そう言うと、「はい、わかりました」と答えたのだった。  現地にいる橋山に、家にいると言っている…
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偽装結婚について考える(8)

 実態調査に当たっては、事前に連絡を入れてやることはない。況してや偽装結婚を疑っている事案の実態調査であるから、抜き打ちに実施することにした。  役所で待っている俺に、橋山から連絡が入った。居宅を訪ねたが応答がないというのだ。近隣の聞き込みを行ったところ、そのような夫婦が住んでいるという認識もないというものだ。  ここで、はい、居住…
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偽装結婚について考える(7)

 事件に着手したのは抗議を受けてから、更に半年ほど経ってからだ。少し寝かせておこうという考えもあったが、他の案件で手一杯だったというのが真相だ。  それまで全く接触していなかったので、取り敢えずは呼び出してというのが順序なのだが、俺は現地調査をすることを選択した。  当時、在留を希望する事件を担当する在宅事件班は、俺の他に三人の男性…
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偽装結婚について考える(6)

 不法残留していたので、出頭申告して来て、在留特別許可を貰おうとする日本人の男は建設作業員で、韓国人の女との年齢差は三歳、その点では普通の結婚のようにも思えるケースだった。  4月に引き継いで、俺が担当することになった時には、出頭してから既に半年が過ぎていた。  当時は収容しないで在宅で調査する案件が溜まりに溜まっており、違反調査は…
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偽装結婚について考える(5)

 不許可とするには、追跡調査が必要となる。疑わしいと思っていても、入管側に疑わしい事実を証明する必要があるからだ。  追跡調査にはどのような手法があるのだろうかをお話しする。  第一には現地調査である。夫婦が同居しているとされる住所地に赴いて、その居住実態を調査することだ。  現地調査においては、そのタイミングが重要である。偽装結…
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偽装結婚について考える(4)

 偽装結婚ではないかと疑いを持たれるのはどのようなケースだろうか?  夫婦である二人を呼んで直接面接を実施すれば、二人の間に、微妙な雰囲気を感じ取り、違和感を覚えることが偽装結婚を疑う要因ともなるが、書類審査におけるものでは、申請書等に記載されている内容から推測する以外にはなく、スナップ写真ではその関係性を確認することは難しい。  …
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偽装結婚について考える(3)

 偽装結婚して、在留資格の変更許可申請をしてきた者についての審査は、どのようなものであるかを考えてみよう。  申請するに当たり、提出する書類は、申請書、婚姻の事実が記録された文書、扶養する者の課税状況を示す文書、身元保証書、質問書(結婚するに至った経緯や資産状況、過去の履歴、親族関係の状況等を説明したもの)、スナップ写真等である。 …
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偽装結婚について考える(2)

 結婚を偽装してまで「日本人の配偶者」「永住者の配偶者」「定住者」等の身分に関する資格を得ようとする目的の多くは、就労の制限がないことが主たる理由である。  短時間で多くの報酬を貰おうとすると、やはり風俗関係の仕事に限るのだが、その仕事に就くには活動内容に応じた在留資格では就くことができないからだ。  中には愛人関係にある者が既婚者…
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偽装結婚について考える(1)

「バイキング」では、発言することを控えていたが、偽装結婚について、思うところをお話したいと思う。 結婚を偽装するのは、二つのタイプに分けられる。  一つは就労することが認められない在留資格を有する者が、就労について規制がない配偶者に係る資格に変更しようとするもの  二つ目は、既に入管法に違反している者が、そのまま在留を継続しようと…
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即日許可された申請(5)

 在留資格認定証明書が交付されたら、在留中の場合は、在留資格変更許可申請をして、その結果、変更許可されるのだが、それが在留資格の変更申請した当日に、認定証明書が交付されるのと重なったということだ。  変更申請して少なくとも二から三週間待つものだと思っていた我々は、時間がかかろうとも、在留カードの即日交付を待つことにしたのは、言うまでも…
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即日許可された申請(4)

 在留資格変更許可申請を受理して貰い、その足で在留資格認定証明書交付許可申請の取り下げをしようと永住難民審査部門の相談窓口へ赴いた。  取り下げの申し出に対して、窓口の審査官はそっけない態度で応対していたが、在留中の認定証明書交付許可申請を本人がしたものなのか、夫が代理で申請したものなのかについて問われたが、二人は答えられないでいた。…
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即日許可された申請(3)

 その方策とは、「短期滞在」の在留期間を延長して、認定通知書の交付を待つか、「短期滞在」から「日本人の配偶者等」への在留資格変更許可申請をするか、この二つであるが、それは迷うことなく在留資格変更許可申請をすることとした。  在留資格変更許可申請が受理されれば、変更の許可が元の在留期限が過ぎた後も、結果に応じて手続きは必要だが、2ヶ月間…
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即日許可された申請(2)

 「短期滞在」からの在留資格変更許可申請は、原則として受け付けないが、所謂、人道的ケースについては受け付けているところ、相談に応じた者が、通り一遍の手続きを案内したものだろうと思われた。  目の前に居る人間の変更許可申請は許可・不許可の結論を出すのに、ある程度の時間制限があるが、国外に居る外国人の呼び寄せが前提である認定証明書交付許可…
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即日許可された申請(1)

 先日、「短期滞在」で入国した後、日本国内で婚姻したことによる在留資格の変更申請を依頼された。  滞在期限を一ヶ月後に迎えるその夫婦は、婚姻を届け出てから直ぐに入管へ行ったが、相談窓口において、「観光で入った後、結婚したからといって、日本人の配偶者等の在留資格をくれと言っても、それは無理です。在留資格認定証明書交付許可申請をしなさい」…
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改めて難民について考えてみる(5)

 それに加えて、申請者の中には、就労可能な在留資格が取得できなかったり、在留期間の更新ができなかったりした場合に、取り敢えずといった形で難民認定申請する者が多く存在するというのも、更に難民申請を困難にさせている。  申請を取り次ぐ行政書士や弁護士、支援者の中には、在留資格の変更申請や在留期間の更新が上手く行かない場合には、難民認定申請…
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改めて難民について考えてみる(4)

 こうしてみると今、ヨーロッパで発生しているシリア難民などは、当に紛争から逃れてきている条約難民であると言えるのだが、そう言った現在進行形の避難民が日本に逃れてくることを阻むもの、そこに横たわるのは日本との距離の問題である。  着の身着の儘で紛争から逃れてきた避難民が、航空機を利用して日本に到着することは、不可能ではないにしても、普通…
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改めて難民について考えてみる(3)

 難民に認定される者の数が少ない理由には、所謂条約難民ではない経済難民が申請者の大部分を占めていることにも一因がある。 【難民の地位に関する条約】 第一章 一般規定 第一条 「難民」の定義 A この条約の適用上、「難民」とは、次の者をいう。 (一)千九百二十六年五月十二日の取極、千九百二十八年六月三十日の取極、千九…
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